株で200万を230億に|1人の力で日経平均株価を動かせる男の投資哲学

タイトル(本)

「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」著者:cis

 

概要

cis(しす)さんという個人トレーダーさんの投資哲学の話です。2000年の21歳の時に投資をはじめて、今の資産は230億円あるようです。33歳の時に、テレビ番組「笑っていいとも!」で「株で100億円もうけた男」として登場しました。通帳で10億円以上は数字を3桁ごとに区切る”,”(カンマ)が印字されないことを初めて知りました。また、ジェイコム株誤発注事件(証券担当者がジェイコム株を61万円1株売りと注文するところを1円61万株売りと入力してしまった)で20秒で決断して1日に6億円稼いだようです(※ちなみに同じ投資家として、「ジェイコム男」として有名なB・N・Fさんもこの事件で20億円稼いだようです)。そんなcisさんが今の投資スタイルに行きつくまでや、投資の考え方が分かる1冊です。

 

ポイント

株でいちばん大切なのは迅速な損切り。 失敗から逃げてはダメで、失敗は当然としていかに最小にとどめるか。

株に関して何勝何敗と考えることにも意味はない。 問われるのは勝率ではなくトータルでどれだけの損得になっているかという絶対額だから。

 

カジノにのめり込んでしまう人がこれらのことに該当するのだろうか。本やドラマや映画でよくありますが、お客さんに小さく勝ち続けてさせて、最後に大きく負けさせるパターンを多く見てきました。お客さんは負けを取り返そうと、さらにお金を費やし、結果として散財するという負のループに入ります。こういう人は多いですかね。また、逆に小さな負けを続けて、最後に大きく勝つというパターンもあります。でも、こういう人は少ないですかね。この世の中の賭け事、出世、仕事といったことなんでもですが、よくよく考えると、目先の勝ち負けでなく、トータルで勝ち負けがどうかが大切なことに気付きました。

 

目次

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 (角川書店単行本)
 

第1章 本能に克てねば投資に勝てない

第2章 相場は仮説を生み出した人が勝つ

第3章 勝つための一歩は場と自分を冷静に見ること

第4章 職業・トレード職人

第5章 投資に必要なスキルはゲームで磨いた

第6章 億万長者になれたのは2ちゃんねるのおかげ

第7章 これから株を始めるなら

 

関連書籍

「生涯投資家」著者:村上世彰

村上ファンドで有名になった村上世彰さんによる投資に関する話です。彼の投資をはじめたきっかけ、元livedoorの堀江貴文さんも逮捕されてしまったニッポン放送株にからむ村上ファンド事件の真相など、彼の自伝とも言っていい本になります。

生涯投資家 (文春文庫)

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  • 作者:村上 世彰
  • 発売日: 2019/12/05
  • メディア: Kindle版
 

 

「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」著者:マイケル・ルイス

2008年頃発生したサブプライムローンによる世界同時恐慌。そんな中にそれを予測し、世界が波状する方に賭け、40億ドル近いお金を稼いだりする人たちがいる。そんな世界の波状に賭けた人たちの物語です。サブプライムローンがどういうものか、どうやって世界が波状していったか、そんな中どうやって大金を稼いだかが分かる1冊です。

 

「フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち」著者:マイケル・ルイス

ゴールドマン・サックスに勤めていたロシア出身のプログラマーが、同社のプログラムコードを盗んだ罪でFBIに逮捕された。彼の仕事は「超高速取引プログラマー」。彼は何者なのかを探っていった結果、金融業界でおかしなことが起きていることが分かった。金融危機後のウォール街でおこっていた、超高速取引とは何か、また株の値動きがディーラーが予想するのと常に違う方向に動くのはなぜかを追っていったら、ミリ秒、マイクロ秒、ナノ秒のバトルをしている人たちがいた。そんな人たちを追い、白昼のもとにさらすまでのノンフィクション本です。